国内で多く発生している自転車の盗難。
警視庁によると、東京都だけでも令和2年に自転車窃盗認知件数が23392件もあったそう。
また、全国では16万件以上発生しているといわれています。
自慢の愛車に長く乗り続けるためにも、徹底した対策が必要。
自転車を利用しようとした矢先、「自分の自転車がない!」という絶望に陥りたくないですから。
そこで今回は、自転車の盗難にあわないための対策を厳選して紹介します。
こんな方におすすめ
- 自転車の盗難にあわないための対策を知りたい
- やっとの想いで購入した愛車を守りたい
本記事を作成している私は、自転車のヘビーユーザー。通学・通勤・ふだんの移動手段として、11年半利用してきました。
盗難にあった回数はゼロ。
なぜ自転車を盗もうとする人がいるのか
自転車を盗もうとするのは、以下の理由が考えられます。
- かっこいいから欲しくなる
- 移動手段として使うため(乗り捨て)
- 転売してお金にするため
特に、新品の自転車・スポーツタイプの自転車は要注意。
上の理由にもある通り、「ピカピカでかっこいい」・「高値で売れやすい」からです。
この3つへの対策を徹底することで、自転車の盗難を防ぐことは可能。
やっとの想いで購入した、大切な愛車を守り抜きましょう!
自転車の盗難にあわないための対策5選
ここからは具体的な対策。
自転車の盗難にあわないための対策は、以下の通りです。
- 必ず鍵をかける
- 盗難防止グッズを使用する
- 有料の駐輪場を利用する
- 目立つ色の自転車は避ける
- 家の中に置く
1つずつみていきましょう。
①必ず鍵をかける
これがまず一番先にやるべき盗難対策。
「どうせ盗まれないだろう」
「またすぐに自転車使うし、大丈夫だろう」
そう思って鍵をかけないと痛い目にあいます。
鍵かけてない自転車をよく見かけますが、「どうぞ盗んでください」と言っているのと同じ。
自転車を利用し終えたら、必ず毎回鍵をかけましょう。ちょっとだけ自転車を離れる場合でも必ず!
②盗難防止グッズを使用する
専用のグッズをうまく使うことで、盗難にあう確率をグンと下げることが可能。
グッズを使用するかしないかで、安心感もケタ違い!
私がおすすめするのは、以下の3つ。
- U字ロック
- サドルロック
- 自転車カバー
U字ロックは、自転車についているロックと併用するのが効果的。
使い方としては、柱などの頑丈なものにくくりつけると良いです。こうすることで、担いで持ってかれることはほぼゼロ。
自宅であれば、家族の自転車と一緒にくくるのも良いですね。
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サドルロックは、サドルの盗難を防げます。
近年は、自転車の部品の盗難もたびたび発生。私が通っていた学校でも1度ありました。おそらく、転売目的でしょう。
サドル無しでこぐのはキツいですから、ここへの対策も重要。
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自転車カバーは、自転車の存在を隠してくれるので最強。
先ほど、新品・かっこいい自転車は狙われやすいとお伝えしました。
そういった自転車の存在を、人目につかないようにしてくれるのが良さ。
かっこいいものを保有すると、人に見せたい思いも増えがち。ですが、盗難にあわないためにも、使用しましょう。
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③有料の駐輪場を利用する
「とめる場所なんてどこでも変わらないでしょ」と感じる方も多いでしょう。
ですが、有料の駐輪場を利用することが、盗難防止に大きく寄与します。
理由としては、
- 人目がある
- 駐輪場に係員もいる
- 盗難対策がされている(防犯カメラや自動ロックなど)
といったものが挙げられます。
有料の駐輪場は駅前に多い印象。
頻繁に駅を利用するなら、ぜひとも利用したいところ。
年単位の契約から、時間単位の都度利用できるものまであります。
④派手な色の自転車を避ける
派手な目立つ色は人の目につきやすく、そのようなものを好む・狙う人は一定数いるからです。
通勤だけ、単なる移動手段として自転車を使うなら、なるべく地味な色の自転車を選びましょう。
⑤家の中に置く
これは、家族以外の他人に自転車を見られることがないからです。
ただし、実践するには「スペース」と「家族の理解」が必要。
万が一盗難にあったときに備えて
万が一のときのために、自転車盗難保険に加入しましょう。
盗難保険に加入するすることで、盗難にあった場合に、その自転車代を全額支払ってくれます。
さらに、付けていた自転車パーツ代も戻ってくるものも。
全額戻ってくれば、また欲しい自転車を購入することができますね。
ずっと自転車盗難車両保険なら、少額で加入でき、その両方を支払ってくれます(上限あり)。
頑張って働いて買った自転車だからこそ、加入しておきましょう。
まとめ
自転車の盗難にあわないための対策5選
以上です。
盗難対策を徹底して、自慢の愛車を守りましょう!
警視庁 「警視庁の統計(令和2年)」
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/jokyo_tokei/tokei/k_tokei02.html
(第43表を参考)
・自転車通学中に危険を感じた場面3選!10年間の経験をもとに解説!
・自転車通学で10度の夏を乗り越えた男がオススメする、効果的な汗対策4選