近年、都道府県によっては、自転車利用者に対して義務化されている自転車保険の加入。
いつ自分自身が交通事故の被害者・加害者になるか分かりません。
被害を受けた場合、治療に多くの費用がかかる可能性があり、加害者となった場合、多額の賠償金を支払うことになる可能性があります。
そこで今回は、今話題の楽天グループが提供している自転車保険、「サイクルアシスト」と「楽天超かんたん保険」の違いについて解説します。
こんな方におすすめ
- 楽天経済圏を利用していて、自転車保険加入を検討中
- サイクルアシストと楽天超かんたん保険の違いについて知りたい
本記事を作成している私は、自転車通学・通勤を計12年経験。
現在は、マウンテンバイクでサイクリングをすることもしばしば。
自転車保険は、楽天損保「サイクルアシスト」に加入しています。
楽天グループの主な自転車保険は2種類ある

- 楽天損保「サイクルアシスト」
- 楽天超かんたん保険(自転車保険プラン)
楽天損保「サイクルアシスト」
料金 | 年間3000円〜20320円 |
---|---|
プラン | 個人、カップル、ファミリー |
入院補償(日額) | 2500円〜10000円 |
手術補償 | 入院中:25000円〜100000円 それ以外:12500円〜50000円 |
後遺障害補償 | 250万円〜1000万円 |
死亡保険金 | 250万円〜1000万円 |
賠償責任金額 | 最大1億円 |
楽天ポイント | 使える・貯まる(保険料の1%+楽天カード利用でさらに1%) |
その他 | 自転車以外での交通事故のケガに対しても補償・示談交渉サービスあり |
サイクルアシストは、楽天損保が提供している自転車保険。
私も現在加入しています。個人で加入しているため、年間3000円。
楽天超かんたん保険よりも、補償金額が高いのが特徴的です。
楽天IDを持っていれば手続きが非常にラクなのも、助かります。
- メリット:リーズナブルなのに補償が手厚い(特に入院と手術への補償)、楽天ポイントが使える・貯まる
- デメリット:通院補償がない、支払いが年払いのみ
楽天超かんたん保険(自転車プラン)
料金 | 年間2220円〜12920円 |
---|---|
プラン | 本人型、夫婦型、家族型(それぞれに節約・標準・充実コースがある)、子どもコース |
通院補償(日額・標準コース以上) | 1000円〜1500円 |
入院補償(日額) | 1500円〜3000円 |
手術補償 | 入院中:15000円〜30000円 それ以外:7500円〜15000円 |
後遺障害補償 | 100万円〜300万円 |
死亡保険金 | 100万円〜300万円 |
賠償責任金額 | 最大1億円 |
楽天ポイント | 使える・貯まる(通常の楽天市場同様) |
その他 | 示談交渉サービスあり |
楽天超かんたん保険は、通院補償があるのが特徴的(節約コースは通院補償なし)。
広告等があまり出回っていないため、認知度が低い印象です。
私も、調べるまではまったく知りませんでした。
こちらも、楽天会員限定の保険であり、楽天市場で購入(加入)することができます。
- メリット:楽天市場で申し込み(加入)ができる、月払いが可能、 サイクルアシストより安いプランがある
- デメリット:サイクルアシストより補償金額が少ない
楽天損保「サイクルアシスト」と楽天超かんたん保険の違い
サイクルアシスト | 楽天超かんたん保険 | |
料金 | 年間3000円〜20320円 | 年間2220円〜12920円 |
プラン | 個人、カップル、ファミリー | 本人型、夫婦型、家族型(それぞれ節約・標準・充実コースあり)、子どもコース |
通院補償 | なし | あり(標準コース以上) |
入院補償(日額) | 2500円〜10000円 | 1500円〜3000円 |
手術補償(入院中) | 25000円〜100000円 | 15000円〜30000円 |
手術補償(それ以外) | 12500円〜50000円 | 7500円〜15000円 |
後遺障害補償 | 250万円〜1000万円 | 100万円〜300万円 |
死亡保険金 | 250万円〜1000万円 | 100万円〜300万円 |
賠償責任金額 | 最大1億円 | 最大1億円 |
楽天ポイント | 使える・貯まる(保険料の1%+楽天カード利用でさらに1%) | 使える・貯まる(通常の楽天市場同様) |
その他 | 自転車以外での交通事故のケガに対しても補償・示談交渉サービスあり | 示談交渉サービスあり |
両者の大きな違いは、
- 通院補償の有無
- プランの種類(料金)
- 補償金額
にあります。
通院補償があり、料金がより安いのが楽天超かんたん保険。
補償金額が充実しているのは、サイクルアシスト。
「自分が何を重要視しているのか」を軸に、保険を選択するのが良いですね!
ちなみに、上記金額の最少額は、それぞれ個人・本人型のプランです。参考にしてください!
まとめ
楽天グループの主要な自転車保険は2種類ある
- 楽天損保「サイクルアシスト」:補償金額が充実
- 楽天超かんたん保険(自転車保険プラン):通院補償あり(標準コース以上)、料金安め
以上です。
楽天が提供する自転車保険は、比較的安くて充実しています。
事故に巻き込まれてから、「自転車保険に加入しておけばよかった…」となるのは手遅れ。
万が一に備えて、自転車ユーザーは必ず自転車保険に加入しましょう!