かつては小野伸二や本田圭佑、吉田麻也などといった日本を代表する選手も在籍した、エールディヴィジ。
最近では、板倉滉や堂安律がこのリーグで成長を遂げ、はばたきました。
そのため、オランダのサッカーチームについて、よく見聞きするようになった方も多いことでしょう。
そこで今回は、2023-24シーズンにエールディヴィジでプレーする日本人選手や、彼らの活躍をどこで視聴できるのかについて解説します!
こんな方におすすめ
- エールディヴィジでプレーする日本人選手について知りたい
- エールディヴィジの試合をどこで視聴できるのか疑問
本記事を作成している私は、サッカー観戦歴18年。これまで現地やテレビを通して、多くの試合を観戦してきました。
エールディヴィジについて
まずは、エールディヴィジの概要や日本人選手の活躍ぶりについて、みていきましょう!
歴史・概要
1956年に創設された、オランダサッカーの1部リーグ。
これまでの最多優勝はアヤックスの36回、次いでPSVの21回となっています。
ここ10年は、アヤックスが優勝5回・PSVが3回と、他クラブを圧倒。
過去に所属した日本人選手
過去には、21人もの日本人選手がエールディヴィジでプレーしています。
選手名(所属) 所属年
- 望月達也(HFCハーレム) 1982年-85年
- 小野伸二(フェイエノールト) 2001年-05年
- 藤田俊哉(FCユトレヒト ※磐田からレンタル) 2003年
- 戸田和幸(ADO ※清水からレンタル) 2004年
- 平山相太(ヘラクレス) 2005年-06年
- 本田圭佑(VVVフェンロ・フィテッセ) 2008年-09年(うち1シーズンは2部)・2019年
- 吉田麻也(VVVフェンロ) 2009年-12年
- カレン・ロバート(VVVフェンロ) 2010年-13年
- 宮市亮(フェイエノールト・トゥウェンテ ※アーセナルからレンタル) 2011年・2014年-15年
- 高木善朗(FCユトレヒト) 2011年-13年
- 安田理大(フィテッセ) 2011年-13年
- 大津祐樹(VVVフェンロ) 2012年-14年(うち1シーズンは2部)
- ハーフナー・マイク(フィテッセ・ADO) 2012年-14年・2015年-17年
- 太田宏介(フィテッセ) 2016年-17年
- 小林祐希(ヘーレンフェーン) 2016年-19年
- 堂安律(フローニンゲン・PSV) 2017年-22年 ※うち1年はビーレフェルト(ドイツ)へレンタル
- 中山雄太(ズウォレ) 2018年-22年
- 板倉滉(フローニンゲン ※マンチェスター・シティからレンタル) 2018年-21年
- 中村敬斗(トゥウェンテ ※G大阪からレンタル) 2019年-20年
- 前田直輝(FCユトレヒト ※名古屋からレンタル) 2022年-23年
- ファン・ウェルメスケルケン際(NECナイメヘン) 2019-24年
日本人選手の通算最多出場・最多得点(2024年6月現在)
日本人選手の通算最多出場・最多得点者は、ともにハーフナー・マイクとなっています。
日本人選手の通算出場試合数トップ5
選手名 | 出場試合数 |
ハーフナー・マイク | 137試合 |
菅原由勢 | 135試合 |
小野伸二 | 112試合 |
小林祐希 | 92試合 |
中山雄太 | 79試合 |
日本人選手の通算得点数トップ5
選手名 | 得点数 |
ハーフナー・マイク | 51得点 |
堂安律 | 25得点 |
小野伸二 | 19得点 |
菅原由勢 | 12得点 |
小川航基 | 11得点 |
本田圭佑 | 8得点 |
エールディヴィジでプレーする日本人選手
2024年6月現在、エールディヴィジでプレーをしている日本人選手は下記の7人。
- 菅原由勢(AZアルクマール)
- 斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)
- 小川航基(NECナイメヘン)
- 上田綺世(フェイエノールト)
- 長田澪(FCフォレンダム)
- 佐野航大(NECナイメヘン)
- 三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)
菅原由勢(AZアルクマール)
2019-20シーズンからエールディヴィジでプレー。
2019年に、名古屋グランパスからレンタル移籍で加入し、活躍が認められ、翌年に完全移籍となっています。
由勢と書いて「ゆきなり」と読みます。
サイドバックを主戦場としており、AZ加入後は着実に出場機会を得て活躍中。
ときには、センターバックやウイングとしてプレーすることも。
日本代表に選出されたことがあり、まだ22歳と若いため、彼に対する注目度は上がってきています。
2022-23シーズンは、怪我(手術)の影響で出遅れましたが、今シーズンは調子を上げてフル稼働中!
斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)
2022-23シーズンからエールディヴィジでプレー。
ベルギー2部のロンメルSKからスパルタ・ロッテルダムへと、レンタルで加入しました。
ドリブルや裏への抜け出しを得意としており、ベルギー2部では、1年半でリーグ戦29試合5得点。
オランダ移籍直後は生活環境に苦労し、本人は「悪戦苦闘の日々」と語っていました。
開幕から出場機会に恵まれませんでしたが、デビュー戦となった第5節のフォレンダム戦では、途中出場ながら2アシストを記録。
その後も、数多くのゴールやアシストを記録するなど、評価を高めています!
小川航基(NECナイメヘン)
日本代表エース候補のひとり。
プロ入り後は苦しむも、水戸ホーリーホックへのレンタル移籍をきっかけにゴールを量産し、今季はJ1でも好調。
夏に、横浜FCからオランダへと海外初挑戦を決断しました。
デビュー戦では早速ゴールを決めており、さらなる活躍が期待されます!
上田綺世(フェイエノールト)
小川同様、日本代表エース候補のひとり。
法政大学在学中に鹿島アントラーズへと加入し、3年連続2ケタ得点を記録するなど、評価を高めました。
そして海外初挑戦となった昨季は、ベルギーでリーグ戦40試合に出場し、22得点。
活躍が認められ、今夏からフェイエノールトへ移籍しました。
昨季のオランダ王者フェイエノールトで、ゴールラッシュなるか!?
長田澪(FCフォレンダム)
ドイツの日本のハーフである、194cmの長身ゴールキーパー。
ブレーメンの下部組織育ちで、今季からオランダクラブへとレンタル移籍。
まだ19歳と若く、成長著しいプレーヤーです。
佐野航大(NECナイメヘン)
J2岡山から異例のステップアップで、海外初挑戦。
2022年に米子北高校から岡山へと加入し、主力としてプレーしていました。
「佐野航大は、J2が育てた」との声多数。
三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)
2023年12月に、アルビレックス新潟から初の海外挑戦を決断した、若きアタッカー。
164cmと小柄ながら攻守にタフであり、スピードで相手を置き去りにできるのも魅力的です。
今後の活躍に期待大。
エールディヴィジはどこで視聴できるのか
日本を代表する選手たちの活躍は、2022-23シーズンまでHuluで視聴することができました。
しかし、今シーズンは未定となっています。
また、2024年6月現在、DAZNでの放送はありません。
昨シーズンは強豪アヤックスを中心に、菅原由勢が所属するAZの試合も含め、全34節・44試合をHuluが独占ライブ配信。
見逃し配信もありました。
スマホやタブレット、パソコン、テレビ接続と様々な端末で視聴でき、料金は月額1026円(税込み)。
他にも、
- アニメ
- バラエティ
- ドラマ
- 映画
などが見放題です。
また、無料お試し期間が2週間あるので安心!
この期間中の退会は、料金が一切発生しません。
Huluで今すぐ視聴!2週間無料トライアル実施中!
まとめ|エールディヴィジでは、注目度の高い20代戦士が活躍中!
エールディヴィジでプレーする日本人選手
- 菅原由勢(AZアルクマール)
- 斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)
- 小川航基(NECナイメヘン)
- 上田綺世(フェイエノールト)
- 長田澪(FCフォレンダム)
- 佐野航大(NECナイメヘン)
- 三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)
エールディヴィジはどこで視聴できるのか
- 昨シーズンまではHuluで視聴できたが、現在は未定
以上です。
日本人選手がエールディヴィジでどれだけ活躍できるのか、
強豪アヤックスやPSVといった相手に、どのようなパフォーマンスを魅せてくれるのか、期待しましょう!