かつては小野伸二や本田圭佑、吉田麻也などといった日本を代表する選手も在籍していた、エールディヴィジ。
最近では、板倉滉や堂安律がこのリーグで成長を遂げ、はばたいていきました。
そのため、オランダのサッカーチームについて、よく見聞きするようになった方も多いことでしょう。
そこで今回は、2022-23シーズンにエールディヴィジでプレーする日本人選手や、彼らの活躍をどこで目の当たりにできるのかを中心に解説します!
こんな方におすすめ
- エールディヴィジでプレーする日本人選手について知りたい
- エールディヴィジの試合をどこで視聴できるのか疑問
本記事を作成している私は、サッカー観戦歴17年。これまで現地やテレビを通して、多くの試合を観戦してきました。
エールディヴィジについて

まずは、エールディヴィジの概要や日本人選手の活躍ぶりについて、みていきましょう!
歴史・概要
1956年に創設された、オランダサッカーの1部リーグ。
これまでの最多優勝はアヤックスの36回、次いでPSVの21回となっています。
ここ10年は、アヤックスが優勝5回・PSVが3回と、他クラブを圧倒。
過去に所属した日本人選手
過去には、19人の日本人選手がエールディヴィジでプレーしています。
選手名(所属) 所属年
- 望月達也(HFCハーレム) 1982年-85年
- 小野伸二(フェイエノールト) 2001年-05年
- 藤田俊哉(FCユトレヒト ※磐田からレンタル) 2003年
- 戸田和幸(ADO ※清水からレンタル) 2004年
- 平山相太(ヘラクレス) 2005年-06年
- 本田圭佑(VVVフェンロ・フィテッセ) 2008年-09年(うち1シーズンは2部)・2019年
- 吉田麻也(VVVフェンロ) 2009年-12年
- カレン・ロバート(VVVフェンロ) 2010年-13年
- 宮市亮(フェイエノールト・トゥウェンテ ※アーセナルからレンタル) 2011年・2014年-15年
- 高木善朗(FCユトレヒト) 2011年-13年
- 安田理大(フィテッセ) 2011年-13年
- 大津祐樹(VVVフェンロ) 2012年-14年(うち1シーズンは2部)
- ハーフナー・マイク(フィテッセ・ADO) 2012年-14年・2015年-17年
- 太田宏介(フィテッセ) 2016年-17年
- 小林祐希(ヘーレンフェーン) 2016年-19年
- 堂安律(フローニンゲン・PSV) 2017年-22年 ※うち1年はビーレフェルト(ドイツ)へレンタル
- 中山雄太(ズウォレ) 2018年-22年
- 板倉滉(フローニンゲン ※マンチェスター・シティからレンタル) 2018年-21年
- 中村敬斗(トゥウェンテ ※G大阪からレンタル) 2019年-20年
日本人選手の通算最多出場・最多得点(2023年4月現在)
日本人選手の通算最多出場・最多得点者は、ともにハーフナー・マイクとなっています。
日本人選手の通算出場試合数トップ5
選手名 | 出場試合数 |
ハーフナー・マイク | 137試合 |
小野伸二 | 112試合 |
菅原由勢 | 104試合 |
小林祐希 | 92試合 |
中山雄太 | 79試合 |
日本人選手の通算得点数トップ5
選手名 | 得点数 |
ハーフナー・マイク | 51得点 |
堂安律 | 25得点 |
小野伸二 | 19得点 |
平山相太 | 8得点 |
本田圭佑 | 8得点 |
菅原由勢 | 8得点 |
エールディヴィジでプレーする日本人選手
2023年4月現在、エールディヴィジでプレーをしている日本人選手は下記の4人。
- ファン・ウェルメスケルケン際(SCカンブール)
- 菅原由勢(AZアルクマール)
- 前田直輝(FCユトレヒト)
- 斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)
ファン・ウェルメスケルケン際(SCカンブール)
高校卒業後の2013年からオランダへと渡り、以降はエールディヴィジとエールステ・ディヴィジ(オランダ2部)でプレーをしているサイドバックの選手。
4選手の中では最古参です。
エールディヴィジでは、通算19試合に出場。
エールステ・ディヴィジでは128試合に出場し、2得点を記録しています。
3年ぶりの復帰となったSCカンブールで、さらなる活躍ができるのか注目!
菅原由勢(AZアルクマール)
2019-20シーズンからエールディヴィジでプレー。
2019年に、名古屋グランパスからレンタル移籍で加入し、活躍が認められ、翌年に完全移籍となっています。
由勢と書いて「ゆきなり」と読みます。
サイドバックを主戦場としており、AZ加入後は着実に出場機会を得て活躍中。
ときには、センターバックやウイングとしてプレーすることも。
日本代表に選出されたことがあり、まだ22歳と若いため、彼に対する注目度は上がってきています。
2022-23シーズンは、怪我(手術)の影響で出遅れましたが、現在は調子を上げてフル稼働中!
前田直輝(FCユトレヒト)
2021年に、名古屋グランパスからユトレヒトへとレンタルで加入したアタッカー。
デビュー戦となった強豪アヤックス戦では、相手と交錯し、全治8ヶ月という重傷を負いました。
そこから決死のリハビリで練習復帰し、2022年8月にはユトレヒトへの再レンタルが決定。
悔しさをドリブルにのせて、エールディヴィジを熱くさせてほしい!
斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)
2022-23シーズンからエールディヴィジでプレー。
ベルギー2部のロンメルSKからスパルタ・ロッテルダムへと、レンタルで加入しました。
ドリブルや裏への抜け出しを得意としており、ベルギー2部では、1年半でリーグ戦29試合5得点。
オランダでは生活環境に苦労しており、本人は「悪戦苦闘の日々」と語っています。
開幕から出場機会に恵まれませんでしたが、デビュー戦となった第5節のフォレンダム戦では、途中出場ながら2アシストを記録。
その後も移籍後ゴールを記録するなど、評価が高まっています!
エールディヴィジはどこで視聴できるのか

伸びしろ十分な上記の選手たちの活躍をどこで視聴できるのかというと、国内においては、Huluで視聴することができます。
2023年3月現在、DAZNでの放送はありません。
強豪アヤックスを中心に、菅原由勢が所属するAZの試合も含め、全34節・44試合をHuluが独占ライブ配信!
見逃し配信もあります。
スマホやタブレット、パソコン、テレビ接続と様々な端末で視聴でき、料金は月額1026円(税込み)。
他にも、
- アニメ
- バラエティ
- ドラマ
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などが見放題です。
また、無料お試し期間が2週間あるので安心!
この期間中の退会は、料金が一切発生しません。
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まとめ|エールディヴィジでは、注目度の高い20代戦士が活躍中!
エールディヴィジでプレーする日本人選手
- ファン・ウェルメスケルケン際(SCカンブール)
- 菅原由勢(AZアルクマール)
- 前田直輝(FCユトレヒト)
- 斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム)
エールディヴィジはどこで視聴できるのか
- Hulu
以上です。
日本人選手がエールディヴィジでどれだけ活躍できるのか、
強豪アヤックスやPSVといった相手に、どのようなパフォーマンスを魅せてくれるのか、期待しましょう!