暑い日も寒い日も、疲れていようとも、どんな状況であろうが長距離をこぐ必要がある、田舎暮らしの自転車通学。
「これはひとつの試練なのか」なんて思いながら自転車をこぎ続ける日々。
そんな中で、ある日から、難なく続けられた大きな秘訣があったので、そのことについて記します。
結論からお伝えすると、その秘訣とは、「楽しむ」ことにあります。自転車通学において、どこに楽しむ要素があるのか。深堀りしていきます。
こんな方におすすめ
- これから自転車通学がはじまる。難なく続けるための方法が知りたい
- 自転車をこぐうえで、気をつけるべきことは何だろうと疑問に思う
本記事を書いている私は、片道4km以上の自転車通学を10年間継続した経験があります。中学時代から大学時代まで、ずっと自転車で通学をしていました。
自転車通学を継続するための1つの秘訣
冒頭でお伝えしたように、自転車通学継続の秘訣とは「楽しむ」ことです。
日々自転車通学をする中で、小さな楽しみをたくさん見つけ出し、自ら楽しむ。その結果、苦を感じることなく、自然と自転車をこいでいる自分がいました。
ここでのポイントは、主体的になること。自ら楽しみを見い出し、ときには友人を誘い出す。これによって10年間も自転車通学を続けられました。
私の周りの自転車通学勢も、これができていたから、自然と続けることができたのだと感じています。
自転車通学において、通学前や途中に「楽しみ」は意外とたくさんあるもの。
具体的には、以下の通り。
通学前にある楽しみ
実は自転車をこぐ前から楽しみがあります。主に以下のようなことを選択する楽しみです。
- どのルートを通ろうか ー坂や交通量の多さなど異なる
- どこのコンビニに寄ろうか ー複数のコンビニが有り、それぞれに良さがあるため、選ぶのが楽しい
- 誰と帰ろうか、誘おうか 一部活を引退すると、多くの人と下校時間が重なる。 同じ部活やクラスの人にも、同じルートで通う自転車通学勢はわりといる
なかでも特に、「誰と帰ろうか、誘おうか」を考えるのが楽しかったです。
ひとりあるいは、ずっと同じ人と帰るのではなく、「普段あまり喋らない人」「もっと仲良くなりたい人」を。
テストが近ければ、「いつも成績が優秀な人」を誘ったりすることも。
一緒に帰る相手によって得られる・共有できる情報などもさまざま。そのため、通学の時間がとても有意義なものになるのです。
通学途中にある楽しみ
通学途中にも多くの楽しみがあります。具体的には、次のような楽しみです。
- 通学路の風景の変化をみる 一田んぼや畑の作物の成長や美しい自然、新しく建設中の建物など
- コンビニで何を買おうか 一期間限定品や新商品を選ぶ楽しさ
- 友人との会話 一授業や部活のことなど。ふだんはなかなか話せないことまで話したり
「コンビニがないほどのド田舎だから自転車通学なんじゃ」という人は、ぜひ、周りの風景に着目してみてください。
何気なく通っている場所にも、癒やされる絶景があるはずです。
ここに加えて、この楽しみを学校の友人と「共有」するとさらに楽しいです。
同じ通学路で通っていても、気づかなかったことをお互いに知ることができ、一緒にその場所やルートを通って帰るチャンスにもなるからです。
これも楽しみになって、通学が苦ではなくなるはず。
自転車をこぐ際の3つの注意点
はじめての自転車通学。こぐ上でおさえておきたい注意点が3つあります。
その3つとは、以下の通りです。
- 自分自身と自転車の状態に敏感になる
- 時間と情報のゆとりをもつ
- 自転車のマナーを守る
1つずつみていきましょう。
①自分自身と自転車の状態に敏感になる
日々自転車通学をしていると、疲労がたまり、自転車も異常が発生しやすくなります。
そのため、自身の体調や自転車のタイヤの空気、チェーンの状態を頻繁に気にかけるようにしましょう。
特に部活をしている人ほど注意が必要。なぜならば、部活ではかなり体力を使い、疲れやすいからです。
体の痛みがあるなど、不調を感じる場合は、両親に送迎をお願いしましょう。
自転車のメンテナンスに関しては、学校や駅の駐輪場に空気入れがあります。
学校であれば用務の職員に声をかけるのもありです。私もたまに自転車を見てもらったりしていました。ありがたい限り。
②時間と情報のゆとりをもつ
気候や交通事情は自分でコントロールできません。
だからこそ、なにかおこっても対応できるよう、時間と情報にはゆとりももちましょう。
例えば、
- 20分前には学校に到着するよう、家を出発する
- スマホで天気予報や交通状況をチェックする
などが挙げられます。
ゆとりをもって授業に臨めるのがベスト。
③自転車のマナーを守る
これはとても重要です。
交通事故にあうと、大切な授業や部活の試合、学校行事への参加に支障が出る可能性があります。
それだけでなく、相手にも迷惑をかけることに。
これらを避けるためにも、マナーを守って自転車をこぎましょう。
例えば、
- 車道は左側を走行する
- 歩道は歩行者優先
- 夜間はライトを点灯させる
などが挙げられます。
まとめ
ここまで、自転車通学を続ける秘訣についてお伝えしました。
まとめると、その秘訣とは「楽しむこと」にあります。通学前あるいは通学途中には、意識しないと気づけない楽しみも結構あるものです。
「これは自分でも取り入れられそう」と感じた部分があれば、ぜひ取り入れてみてください。
自然と自転車通学も続き、学校生活も楽しくなることでしょう。