かつては、中村俊輔や川島永嗣といった日本を代表する選手も在籍した、スコティッシュ・プレミアシップ。
そのため、スコットランドのサッカーチームについて、見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2022-23シーズンにスコティッシュ・プレミアシップでプレーする日本人選手や、彼らの活躍を視聴する方法について解説します!
こんな方におすすめ
- スコットランドのサッカーリーグでプレーする日本人選手について知りたい
- スコットランドのサッカーの試合を、どこで視聴できるのか疑問
本記事を作成している私は、サッカー観戦歴17年。これまで現地やテレビを通して、多くの試合を観戦してきました。
スコティッシュ・プレミアシップについて
まずは、スコティッシュ・プレミアシップの歴史や日本人選手の活躍ぶりについて、みていきましょう!
歴史・概要
2013年に創設された、スコットランドのプロサッカー1部リーグです。
参加クラブ数は12。
スコットランドのサッカーリーグは、1890年にスコティッシュ・プレミアリーグという名で創設されました。
その後、1998年に上位10クラブが分離するなどして、現在の形に。
これまでの最多優勝は、1890年から数えるとレンジャーズの55回、次いでセルティックの52回。
この2クラブがリーグを引っ張っています。
しかし、レンジャーズは2012年に破産して4部降格となっており、近年はセルティックが圧倒的な強さを発揮!
また、
- ロイ・キーン(元セルティック)
- ファン・ダイク(元セルティック)
- アンドリュー・ロバートソン(元ダンディー・ユナイテッド)
といった世界的に有名な選手も、かつてはこのリーグでプレーしています。
過去に所属した日本人選手
過去には、5人の日本人選手がスコティッシュ・プレミアシップでプレーしています。
選手名(所属) 所属年
- 中村俊輔(セルティック) 2005年-09年
- 水野晃樹(セルティック) 2008年-10年
- 川島永嗣(ダンディー・ユナイテッド) 2015年-16年
- 食野亮太郎(ハーツ※マンチェスター・シティからレンタル) 2019年-20年
- 井手口陽介(セルティック) 2022-23年※現在アビスパ福岡へレンタル移籍中
日本人選手の通算最多出場・最多得点(2023年4月現在)
スコティッシュ・プレミアシップにおける日本人選手の通算最多出場者は、中村俊輔。
最多得点者は、古橋亨梧となっています。
日本人選手の通算出場試合数トップ5
選手名 | 出場試合数 |
中村俊輔 | 128試合 |
古橋亨梧 | 51試合 |
前田大然 | 47試合 |
旗手怜央 | 44試合 |
食野亮太郎 | 20試合 |
日本人選手の通算得点数トップ5
選手名 | 得点数 |
古橋亨梧 | 35得点 |
中村俊輔 | 29得点 |
前田大然 | 14得点 |
旗手怜央 | 9得点 |
食野亮太郎 | 3得点 |
※古橋・旗手・前田は、現在もスコティッシュ・プレミアシップでプレー中
スコティッシュ・プレミアシップでプレーする日本人選手
2023年4月現在、スコティッシュ・プレミアシップでプレーをしている日本人選手は下記の7人。
- 古橋亨梧(セルティック)
- 旗手怜央(セルティック)
- 前田大然(セルティック)
- 小林友希(セルティック)
- 岩田智輝(セルティック)
- 小田裕太郎(ハーツ)
- 檀崎竜孔(マザーウェル)
古橋亨梧(セルティック)
2021年7月からセルティックでプレーするゴールハンター。
1年目はケガに苦しむも、リーグ戦20試合で12得点をマークし、早くもサポーターの心をわしづかみにしました。
2年目となる今季は、昨シーズンを上回るゴール数を記録しており、得点ランキング首位となっています!
旗手怜央(セルティック)
2021年12月に、川崎フロンターレから完全移籍でセルティックへと加入。
加入直後から試合に絡み、宿敵レンジャーズとのダービーマッチでは、2得点1アシストの大活躍。
勝利の立役者となりました。
この活躍ぶりには、リヴァプールのロバートソンもツイッターで絶賛。
カタールワールドカップのメンバーには入れませんでしたが、悔しさを糧に、さらなる飛躍をしてくれるはずです!
前田大然(セルティック)
2021年12月に、横浜F・マリノスからレンタル移籍でセルティックへと加入。
試合を通してスプリントをかけ続けることができ、攻守でチームを奮い立たせることができるフォワードです。
1年目は恩師であるポステコグルー監督の起用に応え、リーグ優勝に貢献。
2年目となる今季は、セルティックに完全移籍となっています。
小林友希(セルティック)
2022年11月に、ヴィッセル神戸から完全移籍でセルティックへと加入。
185cmの左利きディフェンダーです。
選手登録は2023年1月にされる見込みで、活躍が期待されています!
岩田智輝(セルティック)
2022年12月に、横浜F・マリノスからレンタル移籍でセルティックへと加入。
2022年のJリーグMVPが、ついに海外初挑戦となります!
中盤やセンターバックでプレーすることができ、日本代表選出歴もあり。
小田裕太郎(ハーツ)
2023年1月に、ヴィッセル神戸から完全移籍でハーツへと加入した21歳の若きフォワード。
神戸の下部組織出身で、トップチーム昇格を果たした2020年から試合に絡み、J1リーグ通算43試合2得点を記録しています。
スピードに乗ったドリブルが持ち味で、多くの得点を演出することが期待されています。
檀崎竜孔(マザーウェル)
2023年1月に、契約満了となったコンサドーレ札幌からマザーウェルへと完全移籍で加入。
2列目でゴールに向かうプレーが得意のアタッカーで、過去にはオーストラリアのブリスベンでもプレー経験があります。
「チームに馴染むまでに少し時間がかかる」との報道もありますが、苦戦しているチームの救世主となってくれるはず!
スコティッシュ・プレミアシップはどこで視聴できるのか
2022-23シーズンのスコットランド・プレミアシップは、以下の場所で視聴することができます。
- SPOTV NOW
- セルティックTV
ともに有料配信。
SPOTV NOW
こちらは、スポーツ専門の動画配信サービス。
スコティッシュ・プレミアシップの試合が毎節1試合放送されています。
月額料金(WEB決済)は、1300円(税込み)、年間契約で9000円(税込み)。
ただし、対象試合がセルティック戦とは限りません。
SPOTV NOW 公式サイト
セルティックTV
【日本語ガイド】1/3
セルティックTVで #古橋 選手を応援しよう📺1か月約2300円~で、EL/CLを除くセルティックの全試合を生放送🍀
(今晩24:45のヤブロネツ戦はEL予選のため放送されます🔥)こちらで登録👇https://t.co/4jzYRkLepe pic.twitter.com/R47HFrP2FE
— Celtic FC Japan (@CelticFCJPN) August 5, 2021
セルテック戦が全試合生放送されています(EL・CLはのぞく)。
セルテックの試合を確実に見るなら、こちらがおすすめです。
ただし、英語対応のみかつ、月額料金が約15ユーロと利用ハードルがやや高め。
まとめ|スコティッシュ・プレミアシップでは、5人の日本人戦士が活躍中!
スコティッシュ・プレミアシップでプレーする日本人選手
- 古橋亨梧(セルティック)
- 旗手怜央(セルティック)
- 前田大然(セルティック)
- 小林友希(セルティック)
- 岩田智輝(セルティック)
- 小田裕太郎(ハーツ)
- 檀崎竜孔(マザーウェル)
スコティッシュ・プレミアシップはどこで視聴できるのか
- SPOTV NOW
- セルティックTV
以上です。
7人の日本人戦士のさらなる活躍を期待しましょう!