子どもが左利きの親御さんへ。
お子さんを右利きに矯正しようか迷いますよね。
「みんな右利きだしうちの子も…」
「立派な個性だし、なおさなくて良いかな…」などなど考える日々。
そこで今回は、左利きの私が、左利きであることのメリットとデメリットについて厳選して記します。
こんな方におすすめ
- 左利きであることのメリット・デメリットを知りたい
- 子どもが左利きで、右に矯正しようか悩んでいる
本記事を作成している私も左利き。はしを持つ手だけは矯正されて右。これまで、左利きならではの出来事をたくさん経験してきました。
左利きであることのメリット
- 注目されやすい
- スポーツで有利になる
- 会話のネタになる
まずはメリットから。
1つずつみていきましょう!
①注目されやすい
クラスや部活内には左利きが少ないため、注目され、自分の存在を覚えてもらいやすいです。
特に、入部後やクラス替え後から間もない時期。
「左利き=憧れ、かっこいい」というポジティブな印象を持つ人も多いため、期待される場面も多いです。
②スポーツで有利になる
すべてのスポーツにいえることではありませんが、特にサッカーや野球などで有利。
チーム内に左利きが少ないので、競争相手が少ないという見方もできますね。
私の経験上は、
- サッカー
- 野球
- ハンドボール
といったスポーツで、「左利きで良かった」と思える場面・左利きだからこそできたプレーというものが数多くありました。
また、左を武器にして活躍しているスポーツ選手も多い印象。
サッカーだと中村俊輔選手、本田圭佑選手などが有名ですね。
③会話のネタになる
「実は左利きで〜」や「左利きなんですか〜?」から会話が広がることもしばしば。
右利きの人は味わうことのない経験を話すと、聞き入ってくれます。
ややウケを狙えたり、狙えなかったり。
また、左利き同士は共感できるポイントや苦労も多く、初対面でも距離が縮まりやすいです。
私も、中学のサッカー部で最初に打ち解けられた仲間は、左利き同士でした。
あるあるを話したり、レフティーだからできるプレーを磨いたり。
切磋琢磨できる友人たちとの青春は、忘れもしません。
左利きであることのデメリット
- 左に依存しがち
- 右利き用のものに苦戦する
- 横書きで鉛筆を使うと小指が真っ黒
続いては、デメリット。
1つずつみていきましょう!
①左に依存しがち
特にスポーツにおいては、左手や左足に頼りがちです。
左ならではのプレーが評価されるからこそ、左を使う機会が多いのが要因。
例としては、
- 右に持ちかえた瞬間に狙われる(サッカーなど)
- 右ばかりを狙われ、左を避けられる(テニスなど)
といった感じ。そこを突かれると痛手。
ただ、左ばかりを使うことは決して悪いことではありません。
人にはできないプレーができるのは、大きな魅力。
②右利き用のものに苦戦する
あらゆる場所で用意されている・設置されているものの多くは、右利き用につくられています。
そのため、
- ハサミで紙が切れない
- 改札でSuicaをタッチしにくい
というように、手こずることも。
対策としては、左利き用グッズを携帯しておくことが挙げられます。
ただ、ものによっては、右利き用でもスムーズに使えるようになりますよ!
③横書きで鉛筆を使うと小指が真っ黒
書いた文字に左手に常に重なるので、特に小指が真っ黒になります。
そして、その小指が白いノートに触れ、ノートまで真っ黒に。
そのため、こまめなチェックが必要です。
ただし、社会人になると鉛筆を使用する機会はほぼゼロ。
ちょっとした辛抱。
左利きでも問題ない!
左利きでも問題ない。私がこう言い切る理由は、
- 左利きは素敵な個性だから
- メリットは長い間得られて、デメリットは一時的なものだから
- 無理に矯正するのはストレスだから
です。
たしかに、左利きの場合、ちょっとした部分で苦労することもあります。
しかし、本人が左に快適さを感じるなら、気に入っているのならそのままで良し。
私は、前述したように、はしを持つ手を右手に矯正された過去があります。
矯正用のはしで無理に食べるご飯は、美味しく感じませんでした。
これは何年も前の出来事ですが、大人になった今でも忘れられません。
もちろん、矯正することのメリットは把握してましたが。
逆に、それ以外はありのままを受け入れてくれました。
おかげで、サッカー少年団や部活で活躍できたり、その他の場面でも注目してもらえることも。
今でも自分を誇りに思ってます!
メリットを存分に活かせば、良い時間を過ごせます。人生が不利になることなどありません!
世の中の同調圧力が和らげば、もっと楽なんですがね。
左利きであることのメリット・デメリットまとめ
メリット
デメリット
以上です。
左利きは素敵な個性!